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駆逐してやる… 一匹残らず!
※ 虫の話です。苦手な方は、ご注意ください。
※ 虫の話です。巨人の話ではありません。
※ 悪ノリしました。すみません。でもカメムシに関する情報については、偽りはありません。
(画像は、全てクリックで拡大します)
くさい虫たち
マヨです。
今回は、とかいとこ暮らしの嫌なことを紹介しよう。
ということで、我が家だけでなく朝日町の多くのご家庭で悩みの種となっている、あるもののことについて書きたいと思います。
ずばり、「カメムシ」です。
「へこき虫」「へくさ虫」とも呼ばれる彼ら…うかつに触ると、臭いにおいを出されます。
本当に、臭いにおいを。
よくパクチーの匂いに例えられますが、料理に入っているパクチーが大好きなわたしとしては、あんまりピンと来ません。
とりあえず、くさい。モワッとして、草木が独特に煮詰まった感じの、嫌な臭いとでも申しましょうか…。
そして、ものすごく速かったり元気が良かったりするスピードで、家の中を縦横無尽に飛び回ります。
さながら立体機動です。
文章での表現には限界があるので、興味のある方は是非、見に来てください。
例年、5月と11月あたりがシーズンです。
歓迎します。
数々の証言
朝日町では、多くの場所でカメムシが出没します。
中でも我が家は、めちゃくちゃいます。
山に隣接している、というか、山の中ですからね…。実は彼らの住処の中に、私たちの方が住まわせてもらっているのかもしれない。
我が家の「めちゃくちゃ」の実態を数量やデータで表しきれないので、どんなものかは、以下の家族たちのコメントから推し測って下さい。
証言1:だんなさん。2020年度のカメさんの多さは、本当に我慢ならなかったようです。
証言2:ばあば。だんなさん不在時などに孫を世話しに来てくれますが、例年だんなさんの出張時期と、カメムシの出没時期がモロにかぶっています…ごめんね。
証言3:いちひめ。一時期、カメさんを見つけるだけで泣きに走っていたこともありました。
証言4:にたろう。カメさんはモビールみたいな動きをしてくれる楽しい一面もあるので、彼にとってだけは案外嫌なものではないかもしれない。
彼らの嫌なところ
…とはいえカメムシそのものは、実はそこまで凶悪ではない、と個人的には思います。
菌を運んでくるような、不衛生な虫という訳ではない。蜂やムカデに比べたら、重大な怪我をさせられる訳でもない。
昆虫が苦手な人はそもそも嫌かもしれませんが、よくよく見てみると、化石みたいな色をしていて、地味だけどきれいだなとも思える。
単体で歩いていると本当に亀の甲羅みたいに見えて、昔の人はうまい名付けをしたもんだなと感心してしまいます。
尾花沢のあたりでは、「石炭虫」と言ったりもするのだとか。
石炭みたいな細かい粉を、撒き散らして飛ぶから、だそうです。
…だからそれほど嫌だということも、ないのだけど。
ただ彼らの何が困るかというと、とにかく多いこと。
次から次へと出現し、追いだしたと思っても、すぐにまたどこからか湧いて現れます。
どんなもんかというと、
とにかくいる。
例年、超スピードで飛んでくるのですが、今年はなぜか特に人懐っこかった。
人の頭上だろうが顔の前だろうが、食事中の皿の上だろうが、お構いなし。
好き勝手にぶんぶん飛び回っては、人にぶつかってきたり、身体の上をとことこ歩いてみたり…。
それを追い払おうとして一歩間違うと、触れた部分がすごく臭くなる。
集団でそんなことされたら、最早ハラスメントの域です。
本当にやめてほしい。
やり場のない怒りに、振り回される我々。
そんな彼らの大好きなところ。
それは、暖かいところ。
冬場の室内、日当たりのいい場所は、僕も!私も!…とわらわら集まってくるので、とてつもない光景になります
それから、ダンボール箱の中。良く「段ボールは保温性がある」と聞きますが、衣類の保管箱などの中にもひっそりと潜んでいて、衣替えの度にびっくりさせてくれます。
しっかりふたを閉めてると思っても、天寿を全うしてカサカサになられた方が…
そんなサプライズ、いらないんだけど…。
とりあえず密室に大集合するのは、勘弁してもらいたい。
ちなみにその他のカメムシの困ったところは、
・茶色い汁を出す(衣類、壁、ところかまわず色を付けられます。白い生地を標的にされるのが、大変困ります)
・お湯に弱い(臭いにおいを発します。勝手に浴槽に落ちて臭いを振りまくので、とても迷惑です)
カメムシへの対策法
どうにもならない、この困った方々。
朝日町各ご家庭では、ペットボトル利用のトラップで集めたり掃除機で吸ったりして、駆除しているようです。
ご家庭によっては、「へくさ専用の掃除機、買ったんだ」というところもあるようです。確かにカメムシを吸ってると、掃除機がどえらい臭いになってきますからね…。
我が家は今のところ、掃除機派です。
怒り心頭のだんなさんが、鮮やかに飛び回る精鋭たちを、科学の力で毎日駆除してくれています。
とはいえ、自然の力には打ち勝てない。ので、一匹追い払っても駆除しても、2匹3匹いつの間にか増えている…そんな毎日です。
夏になれば、屋外の方が暖かいので家には出なくなるので、早くシーズンオフになるのを待つしかありません。
わたし自身は、しょうがないな…と見て見ぬふりをしています。
諦めも肝心。
「とかいとこ」暮らしは総合的には気に入っていて、人にも紹介したいことはたくさんあります。
が、これについては虫が苦手な人、いつまでも飛び回られるのが気になる人は、つらいだろうなあ、嫌だろうなあ…。
うーん、夏~秋の別荘地くらいだったら、大丈夫なのかな? 虫が苦手な姪っ子ちゃんたちは、夏休みに遊びに来て、カメさんには遭遇せずにエンジョイして帰っていかれました…。
などといろいろ書きましたが、年がら年中出ている訳でも、朝日町のどこにでも出る訳でもありません(中心地となる宮宿は、場所にもよるみたいですが、0~2匹と本当に少ないみたいです。お店でも産直でも、見たことはありません)。
ので、怖がらずに朝日町、来てね。
今はりんごの花が見頃で、すてきですよ!
おまけ。3才児なりの怒り。
壁に向かって、まるで呪文のように「えいえいえいえい」と唱え続けていました。
(2020年・5月中旬)
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