むしさされ(我が家をとりまく生き物たち③ コスズロ)

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マヨです。
今日は厄介な、むしさされの話です。

我が家の周りには、人間の身体を噛んでくる虫がたくさんいます。
蚊だけでなく、コスズロ(本来は「コシジロ」、正式名は「イヨシロオビアブ」。林野庁のHPで見ると、結構ちゃんと凶悪な虫として紹介されていました)といった大きなものも。
今年は家族のだれもこの被害にあいませんでしたが、こういった虫に噛まれると、大人でも本気で痛いです。痛くて、長引く。
冗談ぬきに、要注意な虫です。

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さて。
そんな我が家で今年、虫刺されの被害に最もよく遭っていたのは、にたろうでした。
ぷくぷくむちむちで、ちまたでは「クリームパン」「かにパン」の誉れも高い彼。
やっぱりその血は美味しいのか、コスズロには幸いやられませんでしたが、蚊にはたくさん刺されました。
痕がぷうっと膨らんで赤くなるので、毎度痛々しい。
ただ初回は何につけ心配しましたが、とりたててかゆがる様子も不機嫌にもならないので、いつの間にか大人も慣れてしまった。


そしたらば、先日こんなことがありました。

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だってさ。

そしたら今日一日、なんでしたん。
注射の時間に合わせて色々タイミングそろえて、物事ずらせて出てきたの、なんでしたん。
わたしのこれまでの時間、なんでしたん…。

無力感に打ちひしがれる、この事態…。
ああそうか。
結局これが、「とかい」ってことなんだな。
「とかい」ことが不便って、こーいうことなんだ。
こういうこともあるんだよって、これが「とかさ」の一つの顔なんだ…。

なかなかどうして心が自分一人きりになれる時間は少なく、時の早さだけを強く感じる、晩夏の季節。
もう9月になっちゃったよ。
いちひめは良くも悪くも自己主張を頑張り、にたろうはずいぶん動けるようになった。「今までのは、まだ軽度の目の離せなさだったんだ…」と思うくらい、本当に目が離せなくなりました。

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それでも子どもの変化は一期一会で、多分もう二度と同じ瞬間はめぐってこないのだから、やっぱり悔いの無いように過ごそう。
呼びかけには、できる限りで応えよう。
と思ったり。思えなかったり…。
いつでも余裕のあるお母ちゃんでいられたら、いいのになあ。

「自分の時間 ほしくないかと問われれば 自分の時間を この子と過ごす」
(俵 万智『生まれてバンザイ』童話屋、2010年刊 より)。

俵万智さんの一句ですが、いろいろな気持ちと一緒に噛みしめてみる。
…とりあえず「子どもの成長を追いかけて、事細かに記録したい」気持ちと、「早く記録をまとめて紹介したい」気持ちをチャンポンに混ぜ合わせて生きるのは、やめようと思いました。
身が持たん。


(2020年9月上旬・勢いに任せて更新する)

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