はじめに

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我が家のすまい、朝日町は、山形県の真ん中あたり。
朝日連峰のお膝元で、東京23区の3割ほどの面積の町中に、約7千人の町民が暮らしています(2018年4月現在)。
ひろくて、そしてちいさな、山の中の町です。

そんな山に囲まれた町の、更に奥山の方の、とある集落。
その一角にある古いお蔵の家に、わたし・だんなさん・長女のいちひめ・長男のにたろうで、暮らしています。

わたしもだんなさんも、この町の生まれではありません。
だんなさんは2010年頃から、わたしは2016年から。大人になってから、ご縁あってこの場所に住むようになった、まったくの移住者です。

「とかいところ」とは、「遠いところ」のこと。
我が家の朝日町における暮らしを総称して、こんな風に表現しています。

「とかい」(遠い)というのは。
山の中に分け入った場所にある、我が家のことであり。
時には、町そのもののことだったり。
都市部と比べて人が少なかったり、その為に無いものがあったり。
それが不便だったり、手間だったり。
逆にとても嬉しいことがあったり、自分にとってはとても大事な一瞬一瞬をつくっていたりする。
そんな暮らしの状態を、総じて「とかいところ」ととらえて、向き合っています。


地方や田舎、自然豊かな場所。
そんなところでの暮らしを選択する人は、昔よりずいぶん多くなりました。
「病気」という、目に見えない脅威が隣り合わせになった昨今では、人の少ない地方に住むということは今まで以上に注目されていくのだろうと思います。

さて、そんな時。
中山間地域に、田舎に住むって、どういうことだろう。
よそから移住するって、どういうことなんだろう。
家族と暮らすのは、そこでお金を得ていくのは、どういうやり方があるんだろう。
近所付きあいって、どんな感じなんだろう。・・・
週末の何日間の滞在では、なかなか見えてこないものが、たくさんあると思います。

当ブログ「とかいところから」は、我が家の暮らしの、小さなこと、大きなこと。
日々の暮らし方。地域のものごと。
インフラのこと、雇用のこと、町規模で直面していることなど、真面目な話。
日常をとりまくあれこれを取り上げて、自分の目から見たここでの暮らしについて紹介していくブログです。

山里の町で、夫婦共によそものが、家族を営み、生活する。
いいこともあれば、悪いこともある。
美しいものもあれば、不便もある。
助けてもらっていることもあれば、やらないといけないこともある。
がんばらないといけないことも、たくさんある。


でも、ここにしかないもの、
かけがえのないものも、たくさんある。


わたしのささやかな奮闘ぶりを、笑って見ていただけると、嬉しい。
「ここにしかないもの」がたくさんある、この場所に興味を持ってもらえると、嬉しい。
あくまで「この場所における、我が家なりの暮らし方」ではありますが、自分たちの生活・体験を通して、実物大の地方移住者の暮らしぶりを紹介できればと思います。

地方暮らし、移住生活、全国津々浦々の「とかいところ」に興味のある方へ。
参考の一例になれば、嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。


★朝日町ってどんなところ?
 朝日町HP: https://www.town.asahi.yamagata.jp/
昭和の大合併により、1954(昭和29)年に誕生した朝日町。2019年現在で、65歳になります。わたしの父親と大体同年代なのですが、そう思うとなんだか感慨深いものがあります。

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