イタリア語の翻訳の仕事をお受けしております。
経緯のあらましですが、10代~20代にかけて、2年以上イタリアに暮らす機会がありました。
最初は言葉はおろか、右も左も全く分からない状態で現地の高校に放り込まれたため、馴染むのにかなり苦労しました。
が、かなり鬱屈した時代を過ごしたことが原動力となり、何くそ!なめられてたまるか!とどこかで奮起。
鬱屈の分のこだわりや思い入れもあり、それからほぼ20年近く、友人知人と付き合いを続け、修練を重ねています。
★どれくらいのことが出来るのかと言うと、
・ 会話や読み書きについて、日常的な場で困難を感じることはほとんど無い。
・ 新聞や平易な文体の小説・物語など、読み通して大体の内容が把握できる。
・ 発音や喋り方には自信があり、現地の人から第一印象でネイティブだと思ってもらえるくらいには、流暢に受け答えができる。
★これまでに引き受けた仕事の内容は、
・質疑応答等の簡易な通訳、案内
・日本語で書かれたオペラ(『中将姫』、脚本/安藤 久美)の脚本を、イタリア語に翻訳
オペラ『中将姫』はミラノで公演もされており、現地では好評を博したとのことなので、一定のレベルには達していると自負しています。
自分の存在を他に知らせる手段にとぼしく、毎日お経を聴きに行っているようだった、あの高校時代。
コミュニケーションがとれる・人から「自分」を見てもらえる嬉しさを知ったからこそ、自分の内面世界をどんな風に相手に届けるか。
相手はどんなことに力点をおいているか、どんな風にそれを汲み取るか。
言葉を通じて「人とつながる」ということに、常に強い思いを持って臨んでいます。
現在、育児期間ということもあり、細々とした営みにはなっていますが、イタリア語に関すること、イタリアに関することなど、ご興味ありましたらお気軽にご連絡ください(問い合わせフォームからどうぞ)。
★なお、簡単な経歴は以下の通りです。
2003-2004 ボローニャに滞在
ルイージ・ガルヴァーニ高校、3年生英語クラスに在籍
2011-2012 ボローニャ大学留学生として、再度ボローニャに滞在
「異なる人々が交じり合う場」をテーマに、いろいろな社会活動の取り組みの場に頻繁に出入りさせてもらう(Piazza Grande、Centro Giorgio Costa、Copapsなど)
(中略)
2017 オペラ『中将姫』イタリア語訳に取り組む
2019 『中将姫』ミラノのチルコロ・フィオロージコ・ミラネーゼ(Il Circolo Fiologico Milanese)にて公演